KING OF PRISMについて ー劇場編ー
初めまして、キャン子と申します。
ブログ始めました。感じたことを書き留める場として使用します。
さて、2017年に入りまして色々書き留めておきたいと思いました。
それは、「KING OF PRISM by PrettyRhythm」についてです。
サイトは既に続編に入っていますが、私にとって2016年は
KING OF PRISM by PrettyRhythm(通称:キンプリ)に全てを捧げたと言っても過言ではありません。
本編についても語りたいところですが、もう少し後でまとめたいなと思います。
今回はキンプリを劇場公開してくれた劇場について、いくつかご紹介したいなと思うことがありました。
劇場とのゴールデンモーメント
「ゴールデンモーメント」とは、私が学生時代アルバイトをしていたマクドナルドにおいてホスピタリティを育成する上で重要な概念でした。
分かりやすく説明すると
お客様に「もう一度来店したい」と思ってもらえる体験を提供する
と言ったところでしょうか。
この言葉については省略しますが、異例のヒットと言われたKING OF PRISM by PrettyRhythmという作品において、劇場はとても重要な役割を果たしてくれました。
最初はたったの14館そこから日にひに増えていった劇場。
それはそれはバラエティに富んだ施策を行っていたりしました。
劇場は商品が決まっている中で、舞台挨拶などのイベント性をもたせたり、設備を特化させたりするなどの差別化を図っていた所が主だと思います。
しかし、劇場スタッフがパネルなどで飾り付け、またファンから花が届き飾られる。
そんな愛溢れる空間が私は大好きでした。
まさに、ゴールデンモーメントが生まれた瞬間でした。
しかし、こういったスタッフの気配りで補うソフトの面の他にも、映画という作品を引き立たせる設備や音響といった面でもこのゴールデンモーメントは存在しました。
さて、長く書きましたが、ここからいくつか私が行った劇場をご紹介したいと思います。
(あくまでも私が行った中での話で、他にもいっぱい良い劇場はあります)
劇場設備編
シネシティザート【静岡】
まず一つ目は静岡のシネシティザートさんです。
ここには二回程行きましたが、何がいいってチケット予約システムです。
新キャラクターの鷹梁ミナトくん地元が静岡であることが春頃に判明し、彼の地元でKING OF PRISM by PrettyRhythmを見たいと思い、うたプリのライブの物販列で仲良くなった静岡出身の方に現地の案内を頼み、いざ向かってみると画期的なシステムを導入していました。
昨今のアニメ映画は、まぁ前売り券の種類が多く、コンプリートのために10枚以上買ったという人も少なくないのではないでしょうか。
私もKING OF PRISM by PrettyRhythmの前売り券を結構な枚数を買いました。
しかしそこで問題なのが、「ネット予約で使えない」ということです。
ムビチケなどそれに対応したものもありますが、一般的に流通している前売り券はネット予約では使えないことがほとんどです。
人気作などはネット予約で完売もしくは良い席が埋まってしまうという問題がありますが、今回紹介するシネシティザートさんは紙の前売り券でもネット予約が出来るのです。
東京から静岡に観に行く身としては大変ありがたかったです。
もちろんカウンターでの行程が必要なので、駅近の都心の劇場ではなかなか難しいシステムですが、交通の便が悪い劇場もこのシステムを導入してくれたら前売り券を大量買いしているオタクは大変助かります!!
あと、この劇場さんもセロリの食品サンプルを貸し出すなど、劇場全体で盛り上げてくれてる感がしてとても嬉しくなりました。
シネシティザートさんは続編公開時も伺う予定ですが、下の階のさわやかにも必ず立ち寄りますね!
4DX編
KING OF PRISM by PrettyRhythmも応援上映という鑑賞形態が話題となり、多くの人に観てもらうことができました。そして、ついに4DXでの公開が決まりました!!
初めての4DXそれはそれは楽しみました!公開初日は大阪まで行ったり…
この部門では、二つの劇場をご紹介します。
ユナイテッド・シネマとしまえん【東京】
この劇場で楽しんでいただきたいのはバブル演出です。
この映画ではプリズムの煌めきを演出するために、シャボン玉が多用されていました。
この劇場は中央に通路があり、送風機で送り出されたシャボン玉が中央の通路でぶつかり、通路に沿って前方スクリーンに向かってバブルが走り抜けていきます。
その光景がとても美しく、まるでキャラクターに吸い込まれるようにシャボンが駆け抜けていく…
私はこれを「バブルの通り道」と呼んでいました。
としまえんで続編の4DXがやるならA~B列目の通路側に座りたいですね。後ろからバブルが走り抜けてきた時の世界に溶け込めてる感はたまりません。
イオンシネマ みなとみらい【神奈川】
ここはなんと言っても、香りがクッキリ出る!!!!
椅子が動くことで有名な4DXですが、香りも出ます。
しかしながら、色々な香りがあるはずがそれの有無しか分からず、区別が難しいのです…
(あ、今香ってるな? ん? さっきの海のシーンと同じ匂いだぞ??)
ということが多々あります。匂いというのはとても繊細な物なんですね…
しかし、ここのイオンシネマみなとみらいさんは、私が体感した中で一番香りがしっかり出てます!!!
もう香りを体験したいならみなとみらいだな!!!と思います。
ぜひぜひ、次回作も4DXで観たいな~~!!!
音響編
昨今の劇場では音響システムを特化させることで話題を呼んでいる劇場もありますね、
そこでいくつか劇場をご紹介します。
チネチッタ【神奈川】
まずはじめに言わずと知れたチネチッタさんです。何かと復活上映や近隣店舗とのコラボ企画などもやってくださって、劇場の愛編でもご紹介したいところですが今回は音響編です。
チネチッタさんの売りはライブ演出に特化した音響調整、最初の頃はLIVEサウンドでやってくれてたんですが、もうライブハウスにいるんじゃないかってぐらい生音感がすごい。低音が好きならここに行けと思います。
しかし、途中から更に進化させたLIVE ZOUNDなるものを導入したのです。
圧
圧
圧!!!!
もう、音に心臓マッサージされてる!!!!と思うぐらいで、応援上映の時はこの圧と戦うことになります。(毎回互角。次は勝ちたい。)
チネチッタさんは他の映画でもちょくちょく観に行きたいですね。
イオンシネマ 港北ニュータウン【神奈川】
ここは何と言ってもULTIRAです。
立体音響で映画が体感できるのですが、まぁあ音が綺麗。
それ聞こえちゃうの?と言いたくなるような今まであまり気にしていなかった音が急にクリアに聞こえてきて今までと違った印象を受けました。もう、声優さんの息づかいとかとてもクリアに聴こえてきて、声豚は行って損はないかなと思います。
しかも私が行った時は公開終了間際で、人が5人しかおらず…
ULTIRAは基本的に大劇場が売りでここも488席あるのですが、5人しか居なかった…もう、応援上映なのに隣の友人の声すら掻き消されそう…
しかし、その分世界に入り込めた感がすごく印象に残ってます。
もう完全にULTIRAに負けた……完全なる敗北。ぜひ続編もULTIRAで観て、今度は勝ちたい!!!
しかし、ULTIRAは通常で観たいなとも思います。是非、通常もやってほしい。
T・ジョイSEIBU大泉【東京】
ここは特に音響を全面に出してないんですが、劇場案内にはこんな一文が
T・ジョイSEIBU大泉のメインシアターであるシアター1に国内3スクリーン目にして都内では初導入となる、
JBL PROFESSIONAL最上位機種「JBL PROFESSIONAL 4WAYシネマ・スピーカー」。そして全シアター
「パール・スクリーン」を導入。
従来のシアターと比較して、より鑑賞に適したハイクオリティーなシアターへと進化した、シアター1「GOLD THEATER(ゴールド・シアター)」が誕生いたしました。
シアター1はもう、高音のキラキラ音がとても綺麗に聞こえます。多幸感がすごい…
公開中期の東京で、音響が綺麗な劇場は大泉でした。確かに上記二つに比べると派手さはないのですが、とてもクリアでキラキラな世界が味わえるのは貴重です!
もっと音響アピールしてもいいのに……
少々アクセスが悪いのが難点ですが、この綺麗な音響はまた体験したいです。
運営(劇場の愛)部門
イオンシネマ 多摩センター【東京】
ここは何と言っても劇場の飾り付けがすごい。そこまで大きな劇場ではないものの、シアター前をキンプリで飾り付けてくださったり、ファン交流のために有料会員ロビーを解放してくださるなど福利厚生(笑)が凄まじく良いです。
こんな劇場と関係が築けたのも、公開当初に有志のファンが劇場と交渉し、キンプリ交流ノートを設置したことが発端ではないかなと思っています。(実は過去からやっている)
そこで出来た劇場とファンとの交流を通して、劇場全体が作品を好きになってくださったんだなと感じました。
毎月復活上映をしてくださる姿勢には感服いたします。
ここの名物支配人のwさんは、先日の前説で続編公開劇場に選ばれたことが嬉しかったらしく、ビンゴ大会を開いて鑑賞券のプレゼントしてた。ちなみに、ポップコーンの無料券をすでに全員に配っていた(しかも、「こんなもので申し訳ない」と言って……)
イオンシネマさんは支配人に賞与5ヶ月分ぐらいあげてほしい。
バルト9【東京】
もう、言わずもがな、KING OF PRISM by PrettyRhythm創成期の大黒柱です。
公開当初から多くのイベント上映を行ってくださり、私も何度も足を運びました。
新宿というアクセスの超絶良い街のど真ん中の劇場で、異例のロングラン。
ビックリします。通常、こういったアクセスの良い劇場は旬の作品をどんどん公開していくイメージですが、もう最後の方は「これは意地だな……」と思うぐらいのロングラン。
これはもう愛の他ないでしょう。
また、今度のアニバーサリー上映ではまさかのRLのオールナイト上映。
私は今、とてつもない世界線にいるぞ!!!!と思います。
劇場のスタッフの方、度々オールナイトやっていただいて朝までありがとうございます。
何かフード買いますね。
以上、余談も挟みながらでしたが、劇場とゴールデンモーメントが生まれた各所をご紹介しました。
是非、劇場で映画を見て欲しい!!!
私も大画面で、大音量で、もっともっと良い作品と出会いたいです。
それではみなさん、
2017年6月10日にKING OF PRISM -PRIDE the HERO-
公開劇場で逢いましょう!!
素敵な劇場との出会いがきっと待ってます!